脳せき髄液減少症という病名がテレビ、新聞などで取り上げるようになり、 脳せき髄液という言葉も少し知られるようになって来ました。 脳せき髄液調整法=CSFプラクティスは、脳せき髄液の流れを改善し、 さらに脳に積極的に血液を送り、脳せき髄液の生産を上げ、脳〔自律神経の中枢〕を活性化し からだを治す力(自己回復力)を高める最先端のソフトカイロプラクティックです。 |
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■ 脳せき髄液 について Cerebro Spinal Fluid (C S F) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
脳の周りを脳せき髄液(CSF)という水が流れ、大切な脳を保護しています。 この水の循環がうまくいかなくなると、脳せき髄液が脳の中心や脳の周りに溜まってしまいます。すると 脳(自律神経の中枢)は 外から内から、脳せき髄液に圧迫され働きが低下 してしまいます。 ■ 脳せき髄液の量 ■ 人間では1分間に約0.35mlの脳せき髄液が作られ、1日で約500mlにものぼります。 脳せき髄液の総量は約120〜140mlと換算されるので、1日に約4回も入れ代わることになります。 脳せき髄液は、脳の中心部の脳室という所で血液から濾過されてつくられます。 |
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■ 脳せき髄液の流れ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
主に2つの流れ(ルート)があります。 Aルート 心臓 → 脳 → 心臓 心臓から頭に入った血液は、頭の中心部で濾過され脳せき髄液に なります。小脳の前方にある出口から外に流れ出て、脳の周りを満 たし、頭のてっぺんで静脈に吸収され、心臓に戻ります。 Bルート 心臓 → 脳 → 脊髄 → 内臓・筋肉・組織→心臓 小脳の前方にある出口から外に流れ出た脳せき髄液は、下の方へ も流れて行き、脊髄から出ている神経の中を通り、全身の筋肉・内臓 各組織へと流れます。 ★脳せき髄液が脊髄から出ている神経の中を通り、全身の筋肉・内臓 各組織へと流れていることはあまり知られていません。 |
脳 | A ルート 動脈血 静脈血 |
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脊髄から出る 神経に沿って内臓 筋肉組織へ流れる |
Bルート |
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A B 共に心臓から始まり、心臓に戻ります。 この流れがどこかで滞ると、脳(自律神経の中枢)は水で圧迫されて 機能が低下してしまいます。 |
内臓・筋肉・各組織の末端の 毛細血管からリンパ管に吸収 され心臓へと戻る |
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■ 脳せき髄液が滞りやすい部位と、関連する症状 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
■ Aルート 心臓 → 脳 → 心臓 ■ Aルートでつまりやすい部位と関連する症状です。 1) 耳 ピアスやイヤリングをする耳たぶではありません。耳の奥の方です。 耳の器官は側頭骨の中にあります。 その中を脳せき髄液・リンパ液が流れています。 最近ここでの流れの滞りがとても多く、下記にある症状を 訴える方が増えています。 頭部の画像検査をしても何も異常が出ないことが多いです。 2) 頚椎1番 ぼんのくぼ といわれる部分 右図●の部分です。
3) 心臓(みぞおちの部分) 右図●の部分です。
■ 発作に注意しましょう ■ Aルート(心臓⇔脳)で流れが悪くなると、脳圧が上がり脳梗塞/心不全などの発作が起きやすくなります。 簡単に言うと、ホースの付いた水道があると思ってください。ホースの先をヒモで縛って水を出したら、両端には強い 圧力がかかります。蛇口が心臓で、ホースの先が脳です。心臓と脳にとても強いストレスがかかった状態になっています。 このような状態のときに、血行が活発になるような事をしたら、さらに脳と心臓への圧力が上がり発作が起きる 確率が高くなります。 ● 血行が活発になる事で何を思い出すでしょうか ? ○ 運 動 ○ 入 浴 ○ お 酒 この三つはすぐに出てくると思います。お酒以外は身体に良いとテレビの健康番組などでよく耳にします。しかし、 マラソン大会で心臓発作を起こしたり、入浴中やお風呂を出た後発作を起こす人はたくさんいます。 脳せき髄液の循環が滞り、脳や心臓に負担がかかっている状態での運動、入浴はとても危険で、発作を起こさないよう いつも脳せき髄液の流れをスムーズにしておくことが必要です。 ■ Bルート 心臓 → 脳 → 脊髄 → 内臓・筋肉・組織 →心臓 ■ 頭の中から脊髄の周囲に流れた脳せき髄液は、背骨から出ている神経の中の神経周囲腔という部分を通り、内臓、筋肉、 各組織へと流れていきます。ここで名前はリンパ液となります。末端の毛細血管のところでリンパ管に吸収され心臓へと戻ります。 肝臓や腎臓などの内臓、からだ中の筋肉などの末端でリンパ液の吸収が悪くなると結果的に頭の中の脳せき髄液が増えてしまい 脳を圧迫します。 治療ではまず末端の内臓、筋肉でのリンパ液の吸収を促進します。吸収された分、頭から下に脳せき髄液が流れるようになり 脳の圧迫が開放されます。下に流れれば新鮮な血液が脳内に入り、脳せき髄液の生産性が上がり自律神経の働きがよくなる 事で、身体を治そうとする力が出てくるのです。 Bルートで詰まりやすい部位と関連する症状
脳せき髄液が充分に生産され、作られた分が身体の中を滞ることなくスムーズに流れ、そして吸収されているときは、 脳からの神経信号(インパルス)が活発に身体の中を流れている状態です。 CSFプラクティス(脳せき髄液調整法)は、独自の検査で脳せき髄液、リンパ液の詰まっている内臓・筋肉を見つけ、 ソフトな手技により、流れを改善することで自己回復力を高めます。 ア オ キ 気 功 整 体 電話/Fax: 0280-84-3348 予約電話受付: 午前 8時 〜 午後 8時 〒306‐07 茨城県猿島郡五霞町小福田789-7 休日 水曜日 ・ 第2日曜日
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